不動産会社はどうやって買主を見つけるんでしょうか?

買主を見つけるというのは不動産会社の大きな仕事です。

家が売れるかどうかはそれにかかっていると言っても過言じゃありません。

 

不動産会社はどうやって買主を見つけているんでしょうか?

家の売却を有利に進めたいのであれば、不動産会社の買主の見つけ方について知っておいたほうがいいです。

 

自社だけで買主を探すわけじゃありません

不動産会社に家の売却をお願いすると、その不動産会社が必死になって買主を探してくれると思うでしょう。

 

確かにそうなのですが、買主を探してくれるのはその不動産会社だけじゃないんです。

言ってみれば、自社だけで買主を探すというわけじゃないんですね。

 

できるだけ多くの人に広告できることが大事

家を売るなら、できるだけ多くの人に家を売っているということを知ってもらう必要があります。

存在すら知らないものを欲しがる人はいませんよね?

 

多くの企業は自社製品の存在を知ってもらうために、高い広告料を支払ってテレビCMを流したりします。

インターネット広告をだしたりします。

新聞に折込チラシをいれたりします。

 

家を売るときも同じなんです。

家を売っているということを知ってもらうためには広告をだすということが必要になってきます。

 

でも、自社の広告費には限りがあります

広告をだすには広告費が必要になります。

お金が必要ということですね。

 

無尽蔵に広告費をだせるなら問題はないのですが、そんな不動産会社はないでしょう。

どんな不動産会社にだって広告費には限りがあります。

 

不動産会社の収益源って仲介手数料です。

 

例えば、売買価格が2000万円だったら、仲介手数料はその3%の60万円です。

この中から広告費をださなければいけません。

 

自社の利益分も確保しておかないといけないので、それほど多くの広告費を使えるわけじゃありません。

 

なので、自社だけですべての広告媒体に広告をだすということは不可能に近いんですね。

 

他社にも手伝ってもらうことで広告媒体を網羅します

そこで、より多くの広告媒体に広告をだすために、他社に手伝ってもらうことになります。

 

自社では広告をだすことができない広告媒体に、他社に広告をだしてもらうんですね。

そうすることで、多くの広告媒体を網羅できるようになります。

 

例えば、自社ではアットホームに広告をだして、他社のA社にはスーモに広告をだしてもらい、他社のB社にはホームズに広告をだしてもらうという感じです。

 

こうすることで、より多くの人にあなたの家が売りにでているということを知ってもらうことができます。

 

インターネット・チラシ・自社HP・顧客リスト

広告媒体といっても色々あります。

買主を見つけるために利用される広告媒体は以上の4つじゃないでしょうか。

 

・インターネット

・チラシ

・自社HP

・顧客リスト

 

最近ではインターネットを使って買主を探すということが多くなってきているかもしれません。

家を買いたいという人が、まずはインターネットで情報収集することが増えています。

 

そのときに、インターネット上にあなたの家の広告が掲載されていなければ、家が売れる可能性は低くなってしまいます。

 

インターネットというのは具体的には不動産ポータルサイトですね。

スーモやホームズやアットホームなどです。

 

他にもヤフー不動産とかgoo不動産とか色々とあります。

 

チラシもまだまだ影響力があります。

 

近所で売りにでている物件のチラシがポストに入っていたことはありませんか?

ああいうものです。

 

路上の電柱柱に広告看板がでていることもありますよね。

まあ、電柱に看板をとりつけるのは違法なんですけどね。

 

路上のコーンに広告が貼り付けられていることもあります。

 

ああいった類もチラシの一種だと思います。

 

また、自社で運営するホームページにもあなたの家を掲載します。

広告料がかからないので正確には広告ではありませんが、買主がみつかる可能性があります。

 

また、不動産会社ごとに、顧客リストというものをかかえています。

「こんな家を探しています」と問い合わせてきた人のリストですね。

 

そういったリストの中から買主が見つかることもあります。

 

自社だけで買主を見つけたがる場合には要注意です

自社だけでなく、他社にも協力してもらったほうが買主は見つかりやすくなります。

より多くの広告媒体を網羅できるし、各不動産会社の顧客リストの中からも買主がみつかる可能性がでてきます。

 

でも、自社だけで買主を見つけたがる不動産会社もあります。

というよりも、結構多いです。

 

そういう場合にはちょっと注意しましょう。

 

なぜ、自社だけで買主を見つけたがるんでしょうか?

それは、仲介手数料を2倍にしたいからです。

 

家の売買が決まった場合、売主から仲介手数料が得られるのは当然ですが、もし、買主も自社で見つけた場合、買主からも仲介手数料が得られるんですね。

売主と買主の両方から仲介手数料が得られるので「両手仲介」と呼んだりします。

 

もし、家の売却を依頼している不動産会社が両手仲介を狙っている場合、網羅できる広告媒体には限りがでてきます。

自社だけですべての広告媒体を網羅することは不可能ですからね。

 

そうなると、当然、あなたの家が売りにでていることに気がつく人は少なくなってしまいます。

できるだけ多くの人に、家を売っていることを知ってもらいたい場合には、両手仲介を狙わない不動産会社に家の売却を依頼する必要があります。

 

まとめ

というわけで、不動産会社はどうやって買主を見つけるのかというお話をしました。

 

基本的に、不動産会社というのは自社だけで買主を探すわけじゃありません。

というのも、家を売るには、できるだけ多くの人に、家が売りにでているということに気がついてもらう必要があります。

 

そうなると、より多くの広告媒体に広告をだす必要がでてきます。

 

でも、自社だけだと広告費に限りがあります。

すべての広告媒体を網羅することはできません。

 

なので、他社にも広告をだしてもらうようにするんですね。

他社だって家の売買が決まれば買主から仲介手数料が得られるので頑張って広告します。

 

でも、中には自社だけで買主を見つけようとする不動産会社もあります。

そういう場合、網羅できる広告媒体が限られることになるので、他社にも協力してもらっている場合よりも、買主を見つけられる可能性は低くなるかもしれません。

 

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投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいこととは?

家や土地を売るとなると、まずは不動産屋に足を運ぶと思います。

でも、いきなり行ってしまってもいいんでしょうか?



「不動産のことについて何も知らないからプロの不動産屋に売却を任せるんじゃないか!」と思うかもしれません。



でも、本当にそれでいいんでしょうか?



「無知は高くつく」

とよく言われます。



この言葉は、アメリカの100ドル紙幣に描かれている、

ベンジャミン・フランクリンの名言の一節です。



日本で言うなら福沢諭吉みたいな人でしょうか。



ベンジャミン・フランクリンは、

「教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく」

と言いました。



不動産についても同じです。

不動産の場合は取り扱う額が大きい分とくに高くつく傾向があります。



あなたが足を運ぼうとしている不動産屋は本当にあなたの味方なんでしょうか?



不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいことをお教えします。