家は住まないと劣化するというのは本当なんでしょうか?

家は住まないと劣化が進むと言われたりします。相続した家が空き家になっている場合、定期的に換気しに通うという人もいます。家を劣化させないためです。本当に、家は住まないと劣化してしまうのでしょうか?

わりと本当です。

家は住まないと劣化するとうのは、わりと本当です。

晴れた日に窓を開けたくなるのはなぜか?

例えば、6月の暖かい天気が良い日には、窓を開けたくなりませんか?ガラガラっと窓を開けて、外の空気を取り入れたくなります。ちょうど気温が20度から25度ぐらいの時期です。まだまだ湿気も少なく、とても良い季節ですよね。

カラッとした空気を室内に取り入れたいからです。

なぜ、そうしたくなるのかというと、カラッとした乾いた暖かい空気を室内に取り入れたいからです。

家というのは、木材やコンクリートで作られていることが多いです。実は、木材やコンクリートというのは、水分を含んでいます。建てられてからも、少しずつ水分を放出しつづけます。そうなると、当然、室内の湿気も上がります。

なので、家の中というのは、家の外よりも湿気が高いことが多いんです。そこで、室内の湿気を外に逃しながらも、外のカラッと乾いた空気を室内に取り入れたくなるんですね。

人が住まない家は湿気が外に出ていきにくくなります。

もし、家に人が住まなくなった場合、窓を開けるという人がいなくなります。窓だけでなく、扉などもすべて閉じたままです。空気が循環されなくなります。

そして、家に使われている木材やコンクリートからは水分が放出され続けます。築古の場合には、それほど水分が残っていないかもしれませんが、床下からは水分が上がり続けます。土って水分を含んでいますよね?実は、床下から上に上がってくる水分というのは結構多いです。

そうすると、当然、室内の湿気は上がります。人が住まないと、湿気は上がったままです。そうすると、木材なんかは調湿作用があるので、湿気を吸収してしまったりするんですね。

湿った木材と乾燥した木材、どちらのほうが強い?

木材は、湿った木材と乾燥した木材、どちらのほうが強いと思いますか?

これは、宅建士の試験なんかにも出題されるのですが、乾燥した木材のほうが強度が強いです。そんな木材が、室内の湿気を吸収してしまったらどうなるでしょうか?

場合によっては、カビなんかが生えてしまうかもしれません。そして、木材腐朽菌が繁殖することによって、木材が腐っていくということも起こりえます。特に、1階部分の床の裏です。床下の湿気をもろに受ける部分なので、劣化しやすいんですね。

人が住むことによって、自然とおこなわれる窓の開け締めや、扉の開け締めというのは、家に湿気を溜め込まないようにする効果があったんですね。

まとめ

というわけで、人が住まないと家は劣化しやすいのかというお話をしました。

劣化しやすくなります。家に湿気が溜まりやすくなってしまうんですね。床下からは結構な水分が上がってきます。人が住まなくなった場合、室内の湿気が上がったままになってしまい、木材が湿気を吸ってしまったり、場合によっては腐ってしまったりするんですね。

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投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

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