値下げをしないと家の売却ができないと言われたら?

家がなかなか売れないと、不動産会社の人から「値下げをしなければ家を売るのは難しいかもしれません」と言われることがあります。

 

ちょっとショックですよね。

査定額で売れると思っていたら値下げをしなければいけなくなるなんて。

 

そんな時、どうするのがいいんでしょうか?

 

スーモやホームズに広告は掲載されていますか?

すぐには値下げには応じないでください。

まずは、スーモやホームズなどの不動産ポータルサイトにちゃんと広告掲載されているかどうかを確認しましょう。

 

家を買いたいという人のほとんどは、まずはスーモやホームズなどをチェックします。

そして、気になる物件があれば不動産会社に問い合わせるということが多いです。

 

いきなり不動産会社に行くという人は今は少ないのではないでしょうか。

 

もし、掲載されていないなら要注意

もし、不動産ポータルサイトに広告が掲載されていない場合には要注意です。

 

不動産会社によっては、自社のホームページには掲載しているんだけれども、不動産ポータルサイトには広告掲載していない場合があります。

そうなると、あなたの家が売りに出ているということに気がつく人が少なくなります。

 

当然のことながら、あなたの家が欲しいという人の数も減ってしまいます。

 

家に限りませんが、物の価格というのは欲しい人が多いほどに上がります。

反対に、欲しい人がいなければ値下げせざるを得ません。

 

なので、スーモやホームズに広告を掲載していなければ、値下げをしなければいけなくなるというのは当然の流れとも言えるんです。

 

広告掲載不可にされている可能性があります

スーモやホームズなどに広告掲載されていない場合、広告掲載不可にされている可能性があります。

 

「広告掲載不可って?」って思うのではないでしょうか。

 

家の買主を探すのは、媒介契約を結んだ不動産会社だけだと思っていませんか?

実のところ、違うんです。

 

日本全国の不動産会社があなたの家の買主を探すことができます。

日本全国の不動産会社が、あなたの家の買主を探すためにスーモやホームズに広告掲載することだって可能なんです。

 

でも、媒介契約を結んだ不動産会社がそれを許可しなければ、他社は広告掲載をすることができません。

 

さらには囲い込みの可能性も

さらに言えば、囲い込みの可能性というのもあります。

 

囲い込みというのは、他社からの買主の紹介を断ってしまうことを言います。

あなたには無断でです。

 

もしかしたらそれで売買が決まっていたかもしれないのにです。

値下げする必要もなかったかもしれないのにです。

 

ちょっとひどいですよね。

 

なぜ、そんなことをするのかというと、仲介手数料を2倍にしたいからです。

売買が決まった場合、不動産会社は媒介契約を結んでいる相手から売買価格の3%の仲介手数料が得られます。

 

もし、買主も自社で見つけた場合には、買主からも3%の仲介手数料が得られるんですね。

 

もし、売買価格が3000万円であれば、合計180万円の仲介手数料になります。

もし、売主からだけなら90万円になります。

 

かなり違いますよね。

 

なぜ、広告が掲載されていないのかを確認すること

なので、もし、スーモやホームズなどにあなたの家の広告が掲載されていない場合には、不動産会社にその理由を確認してみてください。

 

「スーモやホームズに広告掲載されていないようなのですが、なぜですか?」という感じです。

 

「広告費の関係で。。」という答えが返ってきたら要注意です。

だって、必ずしも媒介契約を結んでいる不動産会社が広告をださなければいけないわけじゃないからです。

 

他社が広告掲載してもいいんです。

こういう答えが返ってくる場合には、広告掲載不可にされている可能性が高いです。

 

そんなときは、「広告掲載不可にはしていませんか?」と聞いてみてください。

他社による広告掲載を許可するように言ってみてください。

 

値下げに応じるのはそれからです

値下げに応じるのはそれからでも遅くはありません。

 

広告掲載不可や囲い込みというのは、売主がその存在を知らないからこそできることです。

その存在を知っている売主に対してそれをすることはとても難しいです。

 

なので、きちんと言えば、スーモやホームズに広告掲載されるはずです。

 

きちんと言っても広告掲載されない場合には、3ヶ月の媒介契約期間が終了するのを待って、他社に任せたほうがいいと思います。

 

広告掲載されているのに売れない場合は?

ちなみに、スーモやホームズなどに広告掲載されているのに売れない場合にはどうするのがいいんでしょうか?

 

それでも値下げはせずに待つべきでしょうか?

それとも、値下げをしたほうがいいんでしょうか?

 

売り急いでいないのなら今の価格のまま待つのも有りです

答えはありませんが、値下げをしたほうが売れやすくなることは事実です。

もし、売り急いでいるのであれば、値下げをしたほうがいいと思います。

 

でも、特に急いでいないという場合には、ちょっと様子をみるというのも有りです。

というのも、時間をかけたほうが高く売れるのは確実だからです。

 

あなたの家が気になるという人が、すぐに出尽くすということはあり得ません。

もしかしたら、多少高くてもあなたの家を買いたいという人が、1年後に現れるかもしれません。

 

未来のことは分かりませんが、その可能性も十分にあるということです。

 

ちなみに、不動産会社から値下げの提案を受けたのはいつでしょうか?

媒介契約を結んでから2ヶ月目あたりではありませんか?

 

媒介契約の期間というのは基本的に3ヶ月になっています。

不動産会社はその期間中に家を売りたいと思うんですね。

 

なので、その値下げの提案というのは、不動産会社の都合という可能性もあります。

 

まとめ

というわけで、「値下げをしないと家の売却がでいない」と言われたらどうするかというお話をしました。

 

まずは、スーモやホームズにあなたの家の広告が掲載されているかを確認してみてください。

もし、広告掲載されていなければ要注意です。

 

不動産会社によって広告掲載不可にされている可能性があります。

もっと言えば、囲い込みをされている可能性もあります。

 

広告掲載されていない場合には、しっかりと不動産会社に確認してみましょう。

「なぜ、広告掲載されていないのか?」って。

 

値下げに応じるのはそれからです。

 

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投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいこととは?

家や土地を売るとなると、まずは不動産屋に足を運ぶと思います。

でも、いきなり行ってしまってもいいんでしょうか?



「不動産のことについて何も知らないからプロの不動産屋に売却を任せるんじゃないか!」と思うかもしれません。



でも、本当にそれでいいんでしょうか?



「無知は高くつく」

とよく言われます。



この言葉は、アメリカの100ドル紙幣に描かれている、

ベンジャミン・フランクリンの名言の一節です。



日本で言うなら福沢諭吉みたいな人でしょうか。



ベンジャミン・フランクリンは、

「教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく」

と言いました。



不動産についても同じです。

不動産の場合は取り扱う額が大きい分とくに高くつく傾向があります。



あなたが足を運ぼうとしている不動産屋は本当にあなたの味方なんでしょうか?



不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいことをお教えします。