不動産査定はどこの不動産会社にお願いするのがいい?

家を売ろうと思うと、不動産会社に査定をお願いすることになります。

でも、どの不動産会社に査定をお願いすればいいのか悩むのではないでしょうか?

 

ひとくちに不動産会社といっても大きく3つに分けられます。

「大手」「中小」「地域密着型」の3つです。

 

それぞれの強みをお話します。

 

大手の強みは「ブランド力」です

大手の強みはなんといっても「ブランド力」です。

 

大手の不動産会社と言われたときに、パッと思い浮かぶ不動産会社はどこでしょうか?

三井のリハウスとか住友不動産とか東急リバブルとかでてくると思います。

 

テレビCMも良く流れているので知っている人も多いと思います。

 

あなたが知っているということは、他の人も知っている可能性が高いということです。

家を売りたいという人や、家を買いたいという人が大手不動産会社を訪れる可能性は高いのではないでしょうか。

 

ブランド力で集客することができてしまうんです。

 

物件にもブランド力を求める?

ブランド力のある大手不動産会社。

 

実は、物件にもブランド力を求める傾向があります。

ブランド力がある物件というのは人気のある物件ということですね。

 

例えば、広尾ガーデンヒルズとかは芸能人にも人気のあるマンションです。

ブランド力があると言えます。

 

六本木ヒルズレジデンスもそうですね。

経営者に人気のあるマンションです。

 

戸建ての場合でも、立地そのものがブランドになっている場所もあります。

例えば、東京の西麻布とか南青山とかですね。

 

大手不動産会社は、仲介する物件にもそういったブランド力を求めることが多いです。

 

忙しいので売りやすい家が優先される傾向があります

不動産会社の収入源は仲介手数料です。

 

売買価格の3%が仲介手数料になります。

価格が高い物件ほどに仲介手数料も高くなります。

 

そして、大手不動産会社というのはものすごく忙しいです。

ブランド力があるので、ひっきりなしに家を売りたいという人や、家を買いたいという人がやってきます。

 

そうなると、やっぱり優先順位がでてきます。

 

売れてもあまり仲介手数料が得られない、売りにくい物件を取り扱うよりも、ブランド力があって売りやすくて、しかも売買

価格も高額な物件が優先されるんですね。

 

ブランド力のある家を売りたいなら大手がいいかも

もし、あなたがブランド力のある家に住んでいるという場合には、大手に査定をお願いするのがいいかもしれません。

 

ブランド力のある家の場合、すでに予約待ちされている可能性だってあります。

 

「このマンションの中古物件が欲しいので、売り物件がでたら連絡をください」と伝えてあるという人も少なくありません。

そういった場合、すぐに売れる可能性が高いです。

 

しかも、大手不動産会社としてもそういったブランド力のある物件を望んでいます。

顧客対応も良くなる可能性が高いです。

 

中小の強みは「マーケティング」か「営業」です

中小が強いのは「マーケティング」や「営業」になります。

特にWebマーケティングにチカラを入れている中小は多いと思います。

 

マーケティングというのは簡単に言えば集客のことです。

 

スーモなどに広告をだしているのは中小が多い?

大手不動産ポータルサイトにスーモがあります。

リクルートが運営している不動産サイトですね。

 

そこに掲載されている物件というのは、不動産会社が広告として出稿しているものになります。

スーモで実際に確認してみるとわかると思うのですが、広告をだしているほとんどが中小の不動産会社だと思います。

 

実は、大手はあまりポータルサイトなどに広告をださないことが多いです。

ブランド力があるので、自社のWebサイトで集客しようとするんですね。

 

大手みたいなブランド力はないのでマーケティングに特化

中小は大手みたいなブランド力はないので、勝手にお客がやってくるということはあまりありません。

人通りの多い駅前に店舗を構えたとしても、やっぱり大手ほどにはお客はやってきませんよね。

 

なので、中小の場合にはマーケティングに特化していることが多いです。

 

スーモに広告を出稿するというのもそのうちのひとつです。

ブログで集客をしているところも少なくありません。

 

最近はかなり多くなってきているのではないかなと思います。

 

家の売却について調べていると、不動産会社のブログがでてきたりしませんか?

そういった不動産会社はマーケティングが上手だと言えます。

 

横のつながりに強い営業力を持っている場合もあります

中小の中には横のつながりに強いところもあります。

マーケティングというよりも営業力が強いところです。

 

買主を見つけるのは、必ずしも自分じゃなくてもいいんです。

他の不動産会社が買主を見つけてくれたっていいんです。

 

実際のところ、他の不動産会社が買主を連れてくることが多いです。

 

横のつながりが強い場合、買主を見つける仕事は他の不動産会社に任せたっていいんです。

自社ではマーケティングができなくても、マーケティングに強い不動産会社とつながりがあればいいんですね。

 

まったく、マーケティングしてるようには見えないけれども、長く続いている中小の不動産会社といのはそういった営業力が

強いことが多いです。

 

露出を増やしたいなら中小がいいかも

家を売りにだすなら多くの人に見てもらいたいですか?

確かに、多くの人に見てもらえるほどに、売れる可能性は高くなります。

 

確率の問題ですね。

 

中小に売却の依頼をすれば、できる限りの露出はしてもらえると思います。

そうしなければ、買主を見つけることが難しいですからね。

 

大手の場合には、ブランド力だけでどうにかしようとする傾向もあります。

「絶対に自社で買主も見つけてみせる!」という意志が強いとも言えます。

 

そうなると、可能な限り多くの露出ということは望めません。

 

ちなみに、大手のそういった姿勢は「囲い込み」につながることもあるので注意が必要です。

 

地域密着型の強みは「地元の人脈」です

地域密着型の強みというのは「地元の人脈」です。

ここらへんは大手や中小には真似できない場合も多いです。

 

ただ、地元の人脈があるというだけではなくて、生活そのものが密着していたりします。

 

例えば、地元でイベントがあるときには率先して顔をだしたりとかですね。

率先して顔を出すどころか、リーダーとしてイベントを仕切ることもあります。

 

大手や中小の人脈とはその質が変わってきますよね。

 

言ってみればビジネスライクではない地元の人脈があります。

 

地元で家を探している人をすでに知っている可能性があります

生活そのものが密着していると、地元のプライベートな情報も良く知っていたりします。

 

例えば、「3丁目の鈴木さんの息子さんが近所に家を探している」とかですね。

 

そんなことは、大手や中小の不動産会社には把握することができません。

地域密着型だから把握できることです。

 

立地条件に難がある場合には地域密着型がいいかも

もし、あなたの家が立地条件にちょっと難がある場合には地域密着型がいいかもしれません。

 

例えば、駅徒歩25分以上とかですね。

 

実のところ、中古物件を購入する人は近所の人ということが多いです。

先程の例で言えば、3丁目の鈴木さんの息子さんは、親の近くに住みたいから近所に家を探しているんです。

 

駅近だからとか、ブランド力があるからという理由じゃありません。

とてもプライベートな理由で家を購入するんですね。

 

親の家に近いなら駅徒歩25分以上という立地条件もそれほど問題にはならなくなります。

 

地域密着型の場合、地域のそういったプライベートな情報に詳しい可能性があります。

まあ、そうじゃない可能性もありますけどね。

 

まとめ

というわけで、不動産査定はどこの不動産会社にお願いするのがいいのかというお話をしました。

 

大手の強みは「ブランド力」です。

そして、取り扱う物件にもブランド力を求める傾向があります。

 

大手は忙しいので、ブランド力があって価格も高くて売れやすい物件の方が好まれるんですね。

もし、あなたがブランド力のある家に住んでいるのであれば、査定は大手にお願いするのがいいと思います。

 

中小の強みは「マーケティング」と「営業」になります。

大手ほどのブランド力がないので、勝手に人がやってくるということは少ないです。

 

なので、積極的にお客を探す努力をしなければいけません。

 

その手段としてマーケティングが使われます。

スーモに広告をだしたりとかですね。

 

ブログにチカラを入れている中小の不動産会社も増えています。

 

家を売るなら露出を多くしたいという人は中小がいいかもしれません。

 

地域密着型の強みは「地元の人脈」です。

地元の人達とのビジネスライクではないプライベートな交流が強みだったりします。

 

地元で家を探している人の情報をよく知っていたりします。

もし、あなたが立地条件に難がある家に住んでいる場合には、地域密着型に査定をお願いするのがいいかもしれません。

 

家族同士で近くに住んでいるということは多いです。

そういった場合、立地条件は問題にならなくなる可能性もあります。

 

関連記事:「机上査定」と「訪問査定」はどちらのほうがいいでしょうか?

関連記事:大手の不動産会社では「囲い込み」される可能性がグッと高まる?

関連記事:不動産査定書の「流通性比率」はどうやって決められている?

関連記事:不動産会社は相性よりも「納得」できるかの方が重要?

 

投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいこととは?

家や土地を売るとなると、まずは不動産屋に足を運ぶと思います。

でも、いきなり行ってしまってもいいんでしょうか?



「不動産のことについて何も知らないからプロの不動産屋に売却を任せるんじゃないか!」と思うかもしれません。



でも、本当にそれでいいんでしょうか?



「無知は高くつく」

とよく言われます。



この言葉は、アメリカの100ドル紙幣に描かれている、

ベンジャミン・フランクリンの名言の一節です。



日本で言うなら福沢諭吉みたいな人でしょうか。



ベンジャミン・フランクリンは、

「教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく」

と言いました。



不動産についても同じです。

不動産の場合は取り扱う額が大きい分とくに高くつく傾向があります。



あなたが足を運ぼうとしている不動産屋は本当にあなたの味方なんでしょうか?



不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいことをお教えします。