一般媒介契約だとレインズに登録してもらえない?

一般媒介契約の場合、不動産会社はあなたの家をレインズに登録する義務はありません。

 

レインズというのは、日本中の売り物件が登録されたシステムです。

日本全国の不動産会社が閲覧することができます。

 

つまりは、レインズに登録されるとあなたの家は売れやすくなります。

一般媒介契約だと、レインズに登録はしてもらえないんでしょうか?

 

義務はないけど登録されるはずです

一般媒介契約にはレインズへの登録の義務はありません。

でも、登録されるはずです。

 

特に不動産会社に「一般媒介契約だけどレインズに掲載してもらえますか?」とか頼まなくてもレインズに登録されるはずです。

 

その方が不動産会社にとっても良いから

その方が不動産会社にとっても良いからです。

登録の義務はありませんが、登録したほうが不動産会社にとってメリットがあるんですね。

 

レインズというのは、日本中の売り物件が登録されたシステムです。

国土交通省が運営しています。

 

不動産会社1社だけで買主を探すのは効率が悪いということで作られたシステムなんです。

1社だけで買主を探すよりも、日本全国の不動産会社で探したほうが見つかる可能性が高まりますよね。

 

全国の不動産会社が買主を紹介してくれる可能性があります

言ってみれば、レインズに登録すれば、全国の不動産会社が買主を紹介してくれる可能性があるということなんです。

 

自分では何もしなくてもですよ?

ただ、レインズに登録するだけで、買主を紹介してもらえる可能性があります。

 

不動産会社にとってはかなり魅力的なのではないでしょうか?

 

レインズに登録しなければその可能性もなし

レインズに登録しなければ、買主を紹介してもらえる可能性がなくなります。

 

あなた不動産会社の人なら、どっちを選ぶでしょうか?

レインズへの登録の義務がなかったとしても、登録するのではないでしょうか?

 

仲介手数料を得るためには、買主を見つけなければいけません。

そして、レインズに登録するだけで買主が見つかる可能性があるんです。

 

むしろ、登録せずにはいられないのではないでしょうか。

 

むしろ、専任媒介でレインズに登録されないことがあります

レインズに登録されるかを心配する必要があるのは、一般媒介よりもむしろ専任媒介の時です。

 

「え?専任媒介のときにはレインズへの登録は義務なんじゃないの?」と思うかもしれません。

確かにその通りです。

 

専任媒介を結んでから7日以内にレインズに登録する必要があります。

 

でも、あえてレインズに登録しない場合というのがあります。

 

自社で買主を見つけたいときにはレインズに登録されません

自社で買主を見つけたいという時にはレインズに登録されません。

 

レインズに登録すると、他社から買主を紹介されるようになります。

それを避けようとするんですね。

 

「レインズに登録したほうが買主が見つかりやすくなるのになんで登録しないの?」と思うでしょう。

それには理由があります。

 

自社で買主を見つけることができれば、得られる仲介手数料が2倍になるからです。

仲介手数料というのは、売主と買主それぞれが、媒介契約を結んでいる不動産会社に支払います。

 

もし、1社で売主とも買主とも媒介契約を結んでいるのであれば、どちらからも仲介手数料が得られるんですね。

もし、他社が買主を見つけてきた場合には、買主からの仲介手数料は他社に支払われることになります。

 

なので、レインズに登録しません。

軽く宅建法違反ですけどね。

 

まとめ

というわけで、一般媒介契約だとレインズに登録してもらえないのかというお話をしました。

 

義務はないけれども登録されるはずです。

そのほうが不動産会社にとっても良いからです。

 

レインズに登録すれば、日本全国の不動産会社が買主を紹介してくれる可能性がでてきます。

レインズに登録しなければ、その可能性すらありません。

 

むしろ、専任媒介のときにレインズに登録されないということがあります。

 

専任の場合には、レインズへの登録は義務になっています。

でも、自社で買主も見つけたいと思う不動産会社の中には、あえて、レインズに登録しないというところもあります。

 

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投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

不動産屋に行く前に知っておいたほうがいいこととは?

家や土地を売るとなると、まずは不動産屋に足を運ぶと思います。

でも、いきなり行ってしまってもいいんでしょうか?



「不動産のことについて何も知らないからプロの不動産屋に売却を任せるんじゃないか!」と思うかもしれません。



でも、本当にそれでいいんでしょうか?



「無知は高くつく」

とよく言われます。



この言葉は、アメリカの100ドル紙幣に描かれている、

ベンジャミン・フランクリンの名言の一節です。



日本で言うなら福沢諭吉みたいな人でしょうか。



ベンジャミン・フランクリンは、

「教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく」

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