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2019年11月22日 / 最終更新日 : 2019年11月22日山河直純家の売却

両手仲介を狙わない不動産会社の見つけ方

両手仲介を狙わない不動産会社って見極めることはできるんでしょうか？

週刊誌などでも取り上げられることもある通り、囲い込みによる両手仲介というのは売主にとってはデメリットしかありません。できるのであれば、両手仲介を狙わない不動産会社に仲介をお願いしたいものですよね。

まずはブログをチェック。

まずは、ブログをチェックしてみてください。その不動産会社が運営しているブログです。

最近では、多くの不動産会社がブログを運営しているはずです。そのブログというのは、その不動産会社が両手仲介を狙うのかどいうかを判断する良い材料になります。

ブログがあったら、両手仲介や囲い込みについての記事があるかどうかをチェックしてみてください。

ブログ内に検索窓があるのであれば、そこに「両手仲介」とか「囲い込み」とか打ち込んで検索してみます。もし、検索窓がないのであれば、タイトル一覧などを確認してみます。

もし、両手仲介や囲い込みについて批判するような記事が存在しているのであれば、その不動産会社は両手仲介を狙うために囲い込みをおこなう可能性は極めて低いと言えます。

まあ、結果的に両手仲介になることはあります。でも、意図的に囲い込みをおこなって両手仲介を狙うということはないでしょう。

ブログでそういった記事を発信しているということは、その不動産会社に訪れる人というのは、囲い込みについて知っているわけです。そういう売主に対して囲い込みをおこなうことは至難の業でしょう。

反対に、ブログがなかったり、囲い込みや両手仲介についての記事がないという場合には怪しんだほうがいいかもしれません。

不動産業界の人間であれば、囲い込みや両手仲介について、雑誌やテレビなどで話題になることがあるということに気がついているはずです。時事ネタとしてブログに取り上げてもおかしくないことでもあります。

それでも、ブログにはそういった内容を書かずに、当たり障りのない内容のブログになっている場合、もしかしたら、その不動産会社では囲い込みによる両手仲介をおこなっているのかもしれません。

すでに、そういったことを行ってきているのであれば、なかなか自らのブログで囲い込みや両手仲介について書くことはできないでしょう。

ちなみに、これはあくまでも傾向ですが、大手よりも、中小の不動産会社の方が両手仲介を狙わないという傾向はあります。

その理由は明白です。中小の不動産会社の場合、自力で買主を探すということが難しいからです。買主を探すために、他社の力を借りなければいけないということが多いです。大手ほどのブランド力もないですし、資本力もありません。

一方、大手の不動産会社は、両手仲介にできる可能性というのが中小に比べて高いです。抱えている顧客の数も違いますし、営業所には毎日のように「こんな不動産を探している」というお客があらわれます。待っていれば自社で買主を見つけられる可能性が高いんです。

というわけで、両手仲介を狙わない不動産会社の見つけ方についてお話しました。

その不動産会社のブログをチェックしてみてください。両手仲介や囲い込みについての批判的な記事があるのであれば、その不動産会社は両手仲介を狙う可能性は極めて低いでしょう。

反対に、ブログがなかったり、両手仲介や囲い込みについての記事がないという場合には、少し怪しんだほうがいいかもしれません。

山河直純住宅不動産研究家: 一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

もし、あなたが家を高く売りたいと思っているのであれば、
これだけは知っておいたほうがいいかもしれません。