完成予想図で戸建てやマンションの広告をするのは違法?

不動産の広告には、

完成予想図がよく掲載されています。

 

「あ、この家いいな。」

と思って問い合わせることもあるかもしれません。

 

でも、その完成予想図。

本当に実際に建つんでしょうか?

 

実際には建てる気がないけれど、

完成予想図を掲載している違法広告って意外とあるんです。

 

確認申請済みかどうかがポイント。

建物を建てるには、

確認申請というものをおこなわないといけません。

 

行政に

「この土地にこんな建物を建てたいんですけどいいでしょうか?」

という確認をするんですね。

 

それでOKがでれば、

実際に建てることが許可されます。

 

不動産広告の完成予想図が実際に建つかどうかは、

確認申請済みかどうかがポイントになります。

 

広告には「建築確認番号」を掲載しないといけません。

不動産広告に完成予想図を掲載するときには、

「建築確認番号」を掲載しないといけないことになっています。

 

例えば、新築マンションの不動産広告。

 

広告をよくチェックしてみると、

建築確認番号が掲載されているはずです。

 

確認申請が許可されると、

建築確認番号が割り振られます。

 

その番号を、広告に掲載しておかないといけないんですね。

 

掲載されていない場合には違法です。

もし、広告に建築確認番号が掲載されていない場合、

その広告は違法広告になります。

 

建築確認番号がないということは、

確認申請をしていない可能性があるということです。

 

新築マンションの場合には、

違法広告はほとんどないです。

 

実際にマンションを建てて、

分譲マンションとして販売するつもりですからね。

 

実際に確認申請もおこないます。

 

図面もあるので完成予想図通りに新築マンションが建つはずです。

もちろん、広告にも建築確認番号を掲載します。

 

でも、戸建ての場合、

意図的に違法広告が作られることがあります。

 

路上の不動産広告には違法なものが結構多いです。

路上に置かれている戸建ての不動産広告には、

違法なものが結構多いです。

 

戸建ての完成予想図が掲載されているのですが、

建築確認番号が掲載されていないことがあります。

 

意図的に、こういうことがおこなわれます。

 

というのも、こういった広告は、

実際には土地を販売するための広告だったりします。

 

でも、土地だけの写真だと見栄えしないので、

完成予想図や間取りを掲載しておいたりするんですね。

 

確認申請をするつもりすらない場合があるので注意が必要です。

こういった違法広告の場合、

業者は確認申請をするつもりすらないことがほとんどです。

 

とりあえず、見込み客を集めることが目的なんですね。

 

違法広告を見て問い合わせをしてくる人というのは、

少なくとも家を探している人です。

 

家を建てるには土地が必要になります。

 

問い合わせをしてきた人に対して、

土地を売ることができるかもしれません。

 

言ってみれば、完成予想図を「おとり」として使うわけです。

 

なので、戸建ての不動産広告の場合、

その広告は違法広告ではないのかをきちんと確認するようにしたほうがいいかもしれません。

 

建築確認番号が掲載されていなければ、

その広告は違法広告です。

 

まとめ

というわけで、完成予想図が掲載された違法広告についてお話をしました。

 

その完成予想図が実際に建つのかは、

確認申請済みかどうかがポイントになります。

 

確認申請が許可されると、

建築確認番号が割り振られます。

 

広告に建築確認番号が掲載されているのであれば、

その完成予想図通りに建物が建つはずです。

 

反対に、番号が掲載されていない場合には、

その広告は違法広告です。

 

実際には建ちません。

 

路上に置いてある戸建ての広告には違法広告が結構あります。

 

確認申請をするつもりすらないことが多いので、

戸建ての不動産広告を見るときには、

必ず、建築確認番号が掲載されているのかをチェックするようにするのがいいかもしれません。

 

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投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

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