中古住宅なら消費税が10%に上がっても関係ない?

消費税が10%に上がってから1ヶ月ほど経ちました。8%から10%に上がったことは住宅に関して言えばとても大きなことです。建物が2000万円なら40万円ほど消費税が上がったことになります。

でも、これは新築住宅に関してのことです。中古住宅であれば、消費税が10%に上がったとしても関係ないんでしょうか?

関係ありません。

基本的に関係ありません。ハウスメーカーの営業は「消費税が上がる前が買い時です!」というセールストークを多用したかもしれませんが、それは新築だけに限ったことです。

決して「中古住宅であれば、そもそも消費税がかかりません!」とは言わなかったことでしょう。

個人間での売買なら消費税はかかりません。

個人間での中古住宅の売買であれば、消費税はかかりません。消費税が8%のまま据え置かれるとかそういうことでもなくて、そもそも、消費税がかかりません。

これは、住宅の購入という面においてはとても大きいんじゃないでしょうか?消費税が8%から10%に上がると、2000万円の住宅の場合には40万円消費税が上がりますが、そもそも消費税がかからないのであれば、200万円お得になるということです。

これは、中古住宅を購入することの大きなメリットと言えると思います。

関連記事:不動産の個人間売買では消費税がかからないのはなぜなのか?

メルカリで消費税がかからないのと同じ。

ちなみに、なぜ、個人間での中古住宅の売買の場合には消費税がかからないんでしょうか?

それは、メルカリで消費税がかからないのと同じです。個人間で、商売を目的とした売買でない場合には、消費税というのはかからないんですね。個人で家を売るという人は、なんらかの事情で売ることになるのであって、販売益を得るためにその家を購入したわけじゃないですよね?

そういう個人が家を売却する場合、消費税というのはかかりません。

そもそも、土地には消費税はかかりません。

そして、見落とされがちですが、土地には消費税はかかりません。

都心は土地が高いです。土地が5000万円であれば、もし、消費税がかかるのであれば、土地の消費税だけで500万円になることになります。でも、そういったことはないので安心してください。

建物が2000万円であれば、建物だけの価格に対して10%の消費税がかかります。200万円ですね。それでも高いといえば高いですけどね。土地と建物の合計価格に対して消費税がかかるというわけではありません。

ちなみに、これはマンションであっても同じです。マンションの場合は区分所有なので、土地を所有しているという感覚は薄くなるのですが、マンションの販売価格の一部は、土地扱いになります。全額に対して消費税がかかるというわけではありません。

ただし、売主が宅建業者の場合には消費税がかかります。

個人が売主の中古住宅であれば、消費税はかかりません。でも、売主が法人などの宅建業者の場合には消費税がかかるので注意が必要です。「中古住宅だから消費税がかからない」というわけではなくて、「個人が売主だから消費税がかからない」んです。

まとめ

というわけで、中古住宅の場合には消費税が10%になっても関係ないかというお話をしました。

基本、関係ないです。というのも、個人が売主の中古住宅の場合には、消費税がそもそもかからないからです。消費税が増税されようが関係ないんですね。商売としての売買でなければ消費税というのはかかりません。

それは不動産に限ったことでなくて、その他のものでも一緒です。例えば、メルカリは個人が売主なので消費税がかかりません。

ただし、中古住宅であっても、法人が売主の場合があります。そういった場合には中古住宅でも消費税がかかるので注意が必要です。

投稿者プロフィール

山河直純
山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

家を高く売りたいなら知っておきたいこと

もし、あなたが家を高く売りたいと思っているのであれば、
これだけは知っておいたほうがいいかもしれません。