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マンションがタイル張りであることのメリットとデメリットとは?

マンションがタイル張りであることのメリットとデメリットって何なんでしょうか?

タイル張りの外観のマンションが好きなんだけれども、もしかしたら、タイル張りの外観ってなにかしらのデメリットがあるのでは?と思って不安に感じる人もいるかもしれません。

一体、どうなんでしょうか?

タイル張りだと、10年おきの外壁塗装が不要です。

タイル張りだと、10年おきの外壁塗装が不要になります。これは大きなメリットなんじゃないでしょうか?

瓦と同じで、基本、メンテナンス不要です。

瓦と同じで、基本的にはタイル張りの場合には、メンテナンス不要です。

メンテナンスをしないからといって、外壁の防水性が落ちるといったことはありません。タイルは汚れが付きにくく、焼き物なので防水性も高いです。キレイな状態を長期間に渡って保ってくれるという特徴があります。

一方、外壁を塗料で塗っているようなマンションの場合、定期的な塗料の塗り直しの必要があります。

塗料の場合、紫外線や雨風によって、塗料の皮膜が段々と劣化していきます。チョーキング現象と呼ばれていますが、塗料の皮膜が劣化してくると、白い粉がでてくるんですね。

そうなってくると、塗料は防水性を保てなくなってきます。塗り直しの時期です。もちろん塗料によって違いますが、10年ぐらいが目安だと言われています。

マンションの外観も良くなります。

タイル張りの場合、マンションの外観も良くなります。

塗料で塗られた外壁のマンションよりも、タイル張りのマンションの方が、きちんとした感がでますよね。小さなタイルが整然とキレイに貼られているのがそう感じさせるんでしょうか?

また、いわゆるヴィンテージマンションでもタイル張りが採用されていることが多いです。1970年代から80年代にかけては赤いレンガタイルが使われていることが多いような気がします。

長い年月を経て、独特の風合いみたいなものを感じさせてくれます。多少、汚れていても味になってしまう。そんな魅力があります。

じゃあ、メリットしかないのでは?

じゃあ、メリットしかないのでは?と思うかもしれません。でも、タイル張りには、あるデメリットがあります。

タイルが剥離してしまうことがあるのが大きなデメリットです。

それは、タイルが剥離してしまうことがあるということです。

これは大きなデメリットです。タイル張りは、タイルが剥離しないことには確かにメンテナンスフリーです。それは大きなメリットのひとつです。

でも、タイルが絶対に剥離しないとは言えないんです。タイルが剥離して、歩道上に落ちてしまうという事例も発生してきています。

タイルのメンテは不要でも、剥離していないかの打診チェックが必要です。

なので、タイル張りのマンションの場合、タイルそのもののメンテナンスは基本的に不要です。でも、タイルが剥離していないかの打診チェックは必要になってきます。

打診チェックというのは、打診棒とよばれる金属製の棒で、タイルを1枚1枚叩いてみて、剥離していないかをチェックすることです。イメージしてみてください。これは結構な手間がかかります。

タイルを1枚1枚ですよ?タイル張りのマンションには一体何枚のタイルが使用されているんでしょうか?場合によっては、足場を組む必要だってあります。

それは大変だということで、屋上からロープを使って下がりながら打診チェックをする方法も普及してきています。また、赤外線カメラを使って、タイルが剥離している部分を発見するという方法も使われています。

実は、2008年から、タイル張りのマンションでの打診チェックが義務付けられているので、どうしても打診チェックをしなければいけなくなっています。それはタイル張りのデメリットとも言えるでしょう。

まとめ

というわけで、マンションがタイル張りであることのメリットとデメリットのお話をしました。

メリットは外壁塗装が不要だということです。瓦と同じで、タイルはメンテナンスフリーです。また、外観も良くなります。ただ、タイルには、剥離の可能性があるというデメリットがあります。

2008年からタイル張りのマンションには打診チェックが義務付けられています。タイル張りのマンションには、そういったデメリットもあります。

投稿者プロフィール

山河直純住宅不動産研究家
一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。

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