築10年以上経つと、家も段々と老朽化していきます。
場合によっては、部分的にリフォームをおこないたいと思うこともあるんじゃないでしょうか?
そんなとき、住宅ローンの残債が残っていても、
リフォームローンを借りることはできるんでしょうか?
可能です。
住宅ローンが残っていても、
リフォームローンを借りることは可能です。
審査に通れば問題ありません。
審査に通れば問題ありません。
審査でチェックされるのは支払い能力だけです。
担保は不要です。
「リフォームのために300万円を融資するけれども、この人はちゃんと返済できるだろうか?」
ということがチェックされます。
もちろん、住宅ローンの残債が残っているということも考慮されて審査されます。
今まで問題なく住宅ローンを返済してきているのであれば、
だいたいは審査に通ると思います。
ただし、金利は高くなります。
ただし、住宅ローンに比べると金利は高くなります。
今であれば、住宅ローンの金利って場合によっては約0.5%です。
変動金利の場合ですね。
固定金利でも約1%ほどの金利です。
かなり低金利ですよね。
でも、リフォームローンの場合には、
住宅ローンの金利よりはだいぶ高くなります。
だいたい約3%ほどでしょうか。
もちろん、金融機関によって変わってきます。
住宅ローンと一体にして金利を安くするという方法もあります。
リフォームローンは金利が高いのですが、
安くするという方法もあります。
住宅ローンと一体にしてしまえばいいんです。
リフォームローンを住宅ローンの中に組み入れちゃうということですね。
そうすると、リフォームローンも住宅ローンと同じ金利で借りることができてしまいます。
他の銀行に借り換えることでそれが可能になります。
ただ、今、住宅ローンを借りている銀行にそれをお願いしても、
認めてもらえない可能性が高いです。
わざわざ安い金利でリフォームローンを貸してはくれません。
あくまでも、住宅ローンは家を担保に貸しているのであって、
そこにリフォームローンを組み入れるとなると話は別ということになるんですね。
じゃあどうするのかというと、
他の銀行へのローンの借り換えをおこなうんです。
住宅ローンとリフォームローンをセットにして、
他の銀行への借り換えをおこないます。
そうすると、リフォームローンを住宅ローンの金利で借りることが可能になるんですね。
銀行というのはお金を貸して利子をとることで収益を得ています。
住宅ローンとリフォームローンがセットになっていたとしても、
他の銀行から自分の銀行に借り換えてくれるのであれば、
多少リスクがあったとしても認めてくれるんですね。
また、借り換えをするとなると、
今、住宅ローンを借りている銀行からの引き止めが入る可能性もあります。
「本来はリフォームローンを住宅ローンに組み入れるのは認めないのですが、今回はそれを認めます」
ということもあり得ます。
本来は、同じ銀行内でのローンの借り換えというのは認められないのですが、
同じ銀行内の、他のプランへの借り換えが認められる可能性があります。
住宅ローンそのものの金利も安くなるというメリットがあります。
メリットはそれだけじゃありません。
住宅ローンそのものの金利も安くできる可能性があります。
住宅ローンの借り換えというのは、
そもそも、金利を安くするためにおこなわれるものですしね。
「今の銀行の金利は1%だけれども、他の銀行の金利は0.9%だ」
というときに、借り換えをおこないます。
そうすると、トータルで支払うことになる利子の額を安くすることができます。
まあ、事務手数料とかもあるので、
単純に金利だけでは比べられないですけどね。
でも、賢く借り換えをおこなうことで、
住宅ローンの金利も安くすることができるし、
リフォームローンの金利も安くすることができます。
まとめ
というわけで、住宅ローンが残っていてもリフォームローンは借りられるのかというお話をしました。
借りられます。
審査に通れば問題ありません。
ただし、住宅ローンに比べると金利は高くなります。
でも、リフォームローンを住宅ローンの中に組み入れてしまうことで、
金利を安くするという方法もあります。
住宅ローンとリフォームローンをセットで、
他の銀行に借り換えることでそれが可能になります。
また、住宅ローンそのものの金利も安くできるかもしれないというメリットがあります。
関連記事:「リフォームローン」と「住宅ローン」はどんな違いがあるんでしょうか?
投稿者プロフィール
- 一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。
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