家を売買すると、
仲介業者に仲介手数料を支払うことになります。
大抵は、売買価格の3%ほどの仲介手数料を支払うことになります。
でも、支払うタイミングって一体いつなんでしょうか?
2回に分けられていることが多いです。
必ずというわけではないですが、
2回に分けられていることが多いです。
1回目は、不動産売買契約書を締結したとき。
1回目は、不動産売買契約書を締結したときです。
不動産売買契約書を締結するということは、
「この家を買います」「この家を売ります」ということを宣言したことと同じです。
その後に、「やっぱりやめます」ということはそれほど多くはありません。
まあ、なくはないですけどね。
トラブルになることも少なくはありません。
でも、大抵の場合には、
不動産売買契約書を締結するということは、
売買が成立したということです。
なので、このタイミングで仲介手数料が請求されるんですね。
売主には手付金を支払い、仲介会社には仲介手数料の半分を支払います。
不動産売買契約書を締結するときには、
買主は売主に手付金を支払います。
100万円とか数百万円になることが多いでしょうか。
その時に、仲介業者にも、
仲介手数料の半分を支払うことになります。
2回目は、決済日です。
2回目は、決済日です。
不動産売買契約書を締結しても、
手付金のやりとりが行われるだけで、
売買代金のやりとりは行われません。
売買代金は、不動産売買契約書が締結されてから、
1ヶ月後とか2ヶ月後におこなわれます。
大抵の場合には、金融機関の一室でおこなわれます。
買主と売主、それぞれの仲介業者、司法書士、などが、
一同に揃って決済が行われます。
まずは、司法書士による、権利関係のチェックがおこなわれます。
家を売買するということは、
所有権移転がおこなわれるということです。
また、住宅ローンを利用するときには、
抵当権が設定されます。
所有権移転登記や抵当権設定登記をおこなうのに問題がないか、
書類は揃っているのかのチェックが司法書士によっておこなわれるんですね。
それで問題がなければ、いよいよ決済がおこなわれます。
金融機関から、買主の口座に売買代金が振り込まれ、
そのまま、その代金が売主の口座に振り込まれます。
売主にも仲介会社にも、残りの残代金を支払います。
このタイミングで、
仲介業者への仲介手数料の残りが支払われることになります。
売買代金の融資は数千万円単位なので、
融資が実行されたかどうかの確認には少し時間がかかります。
売主の口座に代金が振り込まれたのを確認するまでには、
少し時間がかかるということですね。
それを待っている間に、仲介手数料のやりとりがおこなわれることが多いです。
現金による支払いの場合には、
金融機関の人に現金を用意してもらいます。
そして、売主の口座に売買代金が振り込まれたのが確認できれば、
売買のすべてが完了です。
媒介契約書を確認すれば記載されているはずです。
ちなみに、仲介手数料の支払いのタイミングについては、
媒介契約書を確認すれば記載されているはずです。
「不動産売買契約書が締結された時と、残代金決済の時の2回に分けてお支払い頂きます」
というようなことが記載されているはずです。
場合によっては、
「不動産売買契約書が締結されたときに全額お支払い頂きます」
というような場合もあります。
2回に分けられることが多いですが、
不動産売買契約書が締結されたときの1回払いや、
決済がおこなわれたときの1回払いのこともあるということですね。
まとめ
というわけで、仲介手数料を支払うタイミングはいつなのかというお話をしました。
2回に分けられることが多いです。
1回めは、不動産売買契約書が締結されたときです。
手付金のやりとりと同時に、仲介手数料の半額を支払います。
2回めは、決済日です。
融資の実行と同時に、仲介手数料の残りを支払います。
ちなみに、仲介手数料のタイミングや支払い方法については、
媒介契約書に記載されているはずです。
関連記事:REDSが仲介手数料を半額にできるのは何故なんでしょうか?
投稿者プロフィール
- 一級建築士受験資格保有。建築家が設計した住宅、築40年以上のヴィンテージマンション、ハウスメーカーの住宅などなど、住宅全般をこよなく愛しています。特に狭小住宅好き。
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